陰部のトラブル対処法。石鹸や病院の選び方

陰部のトラブルは様々です。軽い症状から病気などの重い症状まで。石鹸だけで解消できる事もあるけれど、すぐ病院に行く必要もあります。このブログでは陰部のトラブル別に対処法を紹介します。

陰部の臭いが強くなったら病院に行くべきか?

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陰部の臭いは、人とのコミュニケーションに影響を及ぼしたり、

コンプレックスになって精神的にふさぎ込んでしまったりと、

色々なマイナス要素が有りますね。

 

陰部の臭いと言っても、軽いものや重大病気が関係しているものなど、

原因は様々です。

 

ある時から陰部の臭いが強くなった時に考えられる原因と、

病院に行くべき症状をまとめてみました。

 

陰部の臭いが強くなった!病院に行くべき症状

まずは確実に病院に行かなければいけない原因は病気です。

 

性病だけに限りません。

 

ほとんどの場合陰部のかゆみや痛み、

おりものの変化が見られます。

 

病気別に症状を紹介しますので、当てはまるものがあれば必ず病院へ行きましょう。

 

カンジダ膣炎

カンジダという菌が原因の病気です。

 

激しいかゆみ・おりものの増加などの症状が出ます。

 

免疫力の低下やホルモンバランスの乱れでもカンジダ菌が増殖するので、

性交渉がなくても発症する可能性はあります。

 

☆判断ポイント

酒かす状、カッテージチーズ状のボロボロとした白いおりもの

 

・トリコモナス膣炎

トリコモナス原虫が原因の病気です。

 

陰部のかゆみ・おりものの増加・排尿時の痛みなどの症状が出ます。

 

性交渉でうつることがほとんどです。

 

☆判断ポイント

泡が混じった黄色や緑色の生臭いおりもの

 

・細菌性膣炎

膣内の環境が悪化することで起こる炎症。

 

免疫力の低下や膣内を洗いすぎが原因の場合が多いようです。

 

他の病気も発症しやすくなるので注意が必要。

 

☆判断ポイント

陰部が鼻につくような腐敗臭がする、黄緑色っぽい膿のようなおりもの

 

クラミジア

クラミジアトラコマチスという菌が原因の病気。

 

下腹部の痛み・おりものの増加などの症状。

 

☆判断ポイント

白あるいは黄色っぽい粘り気のあるおりものに膿が混じっている

 

 

病院に行くまでもないが、陰部の臭いが強くなる原因

病気はほおっておくと悪化する一方ですので、

すぐに病院に行き治療した方がいいですが、

その他にも病院に行くまでもなく普段の生活で対処できる、

陰部の臭いが強くなる原因を紹介します。

 

菌の繁殖

・座りっぱなし

・生理中のナプキンの着用

・タイツや暖かいズボンによる蒸れ

 

これらによって、菌が増殖します。

 

人間の体には、一定の菌が存在していますが、

その菌が増えすぎてしまうと、臭いが強くなります。

 

普段からこまめに拭いたり洗ったりして清潔を保つことや、

風通しの良い服装をするなど、できるだけ蒸れない環境にすることで

改善します。

 

ホルモンバランスの影響

・ストレス

・睡眠・運動不足

・不規則な生活

 

これらによって、ホルモンバランスが乱れます。

 

ホルモンバランスが乱れていると、汗をかきやすくなります。

 

たくさん汗をかくと、陰部が蒸れて臭いが強くなります。

 

これも蒸れによる臭いなので、規則正しい生活をすることで改善します。

 

すそわきが

・ネギみたいな臭い

・酸っぱい臭い

・納豆みたいな臭い

 

これらのにおいがした場合は、すそわきがの疑いが強いです。

 

わきがは有名ですが、同じ原理で陰部に発生するものを「すそわきが」と言います。

 

病院やクリニックで手術する事も可能ですが、

デリケートゾーン専用の石鹸やデオドラント製品がありますので、

そちらを使用して、普段の生活から気を付ける事で解消する事もできます。

 

 

このように、陰部の臭いが強くなったと感じる場合には、

様々な原因が考えられます。

 

夏や生理中などの蒸れが原因で臭いが強くなっている場合は、

蒸れない環境にしたり、陰部を専用の石鹸で正しく洗うことで

よくなることがほとんどです。

 

しかし陰部にかゆみや痛み、おりものの変化が見られた場合には、

すぐに病院に行き診察を受けて下さい

 

それでも病院に行くのが恥ずかしいという人は、

自宅で試せる検査キットも売っています。

 

病気かもしれないと思ったら、まずは検査キットで調べてみてから

病院に行くか判断しても良いでしょう。